法律要件・法律効果

用語集

法律要件(ほうりつようけん)・法律効果(ほうりつこうか)

権利変動(権利の発生・変更・消滅)の原因である事実を法律要件といい、その結果である権利変動を法律効果という。

たとえば、売買契約が締結されると契約当事者間に売買契約上の権利・義務が発生するが、売買契約が法律要件で、それから発生する権利・義務が法律効果である。

法律要件には、法律行為(契約・単独行為・合同行為)、違法行為(債務不履行・不法行為)、準法律行為(意思の通知・観念の通知など)、事件(人の死亡・時の経過など)がある。

法律要件を構成する要素を法律事実という。たとえば、契約という法律要件は、基本的に申込みと承諾の意思表示という二つの法律事実から構成されている。

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